- TOP
- アルコール依存症・ギャンブル障害などの依存症
治療プログラム - 退院したのちのサポート
デイケアとは、外来治療のひとつです。様々な活動を通して交流し、体験を分かち合い、自分を豊かにし、社会生活・社会復帰が出来るようにするためのものです。つまり、アルコール依存症・ギャンブル障害などの依存症から回復する基盤を固める為に、一定の期間集中してお酒やギャンブルなどの問題に取り組むことが効果的です。そのため、当院ではデイケアを提供しています。
- 断酒、断ギャンブルを始める助走をつける場所
- 仲間作りと対人関係トレーニングの場
- 日中を安全に過ごす場所
- 正しい知識と行動の仕方を身につける場所
- 自助グループや中間施設につながる足場
- 再飲酒・再ギャンブル後の立て直しの場
- 職場復帰前の生活リズムと職場調整の場
- 入院治療後のアフターケアの場
- など、個人の課題に合わせた利用の提案します
- 月~金曜日・月曜日の祝日
時間:9:30~15:30※月によって休みが異なります。
直接デイケアにお問い合わせください。
TEL:092-811-9084(デイケア直通) - 月間スケジュール参照
- 有
Aメイトとは
2020年4月よりARCの新しいプログラムを開始しています。
ご案内パンフレットを作成しています。くわしくはそちらをご覧ください。
三つ折り用に作成しております。
→PDFはこちらから
種類 | 1割 | 3割 | 食事 | ||
1年以上 | 1年未満 | 1年以上 | 1年未満 | ||
デイケア | 770 | (820) | 2,310 | (2,460) | 予約制 |
---|---|---|---|---|---|
ショートケア | 400 | (420) | 1,200 | (1,270) | ありません |
※自立支援医療などにより、個人の自己負担上限が異なります。
詳しくは病院受付までお問い合わせください。
※デイケア行事参加や調理実習及び個別に伴う費用等は自己負担となります。
ARC利用が決まったら用意するもの
①上ばき(スリッパ等)、箸、コップ
②すごしやすいプログラムにあわせた服装
③薬(必要な方)
④お茶等(自販機あります)
⑤プログラムに必要なもの(教科書、筆記用具等)
ARC利用当日(注意事項)
- プログラム及びミーティングについて
- ※参加中は離席ならびに退出しないことが原則です。やむをえない場合は、スタッフに申し出て下さい。また、他の参加者の迷惑にならないようにしてください。
- ※ミーティングは病気からの回復を目指すうえで自分を語る場所です。私語や他の方への批判は厳禁です。
- ※プライバシーの点から、ミーティングで聞いたことは外部で話さないでください。
- ※酒気を帯びている方、酒臭のある方の参加はできません。
- ※活動中に体調の変化があればスタッフまでお知らせください。
- 遅刻早退欠席される場合は当日朝9:00までにご連絡ください。
- 2週間連絡なしでの不参加の場合には、治療の意思確認をいたします。再度面接が必要となります。3ヶ月利用のない方は、改めて外来の診察を受けていただくことになりますのでご了承ください。
- 食事をキャンセルした場合、食事キャンセル料が発生いたします。
- 当院での金銭の貸し借り、ギャンブル、処方薬の譲渡は禁止です。
- 以上のルールが守れない場合や、他のメンバーとのトラブルなどの問題行動がある場合はARC参加をお断りすることがありますので、予めご了承ください。
☆外来診察・検査・入院のお問い合わせは、病院代表番号811-1821です。
- キャンセルは1週間前までにお願いします。
- それ以降のキャンセルについてはキャンセル料(100円)が発生します。
- 当日のキャンセル料は300円となります。
- 食事の予約なしでARC参加される場合は、昼食の持参をお願いします。
※以上の変更は、病院の給食委託業者に伴うものです。ご理解の上、ご協力お願いいたします。
※予約方法につきましては、各デイケア受付にてご確認ください。
☆外来診察・検査・入院のお問い合わせは、病院代表番号811-1821です。
2019年5月より社会福祉法人飯盛会の施設として新築移転いたしました。
こちらのページをご参照ください
アルコール依存症は、飲酒のコントロールができなくなる病気で、このコントロール不能状態は、一生変わりません。つまり、「一杯でやめておこうと決めて飲んだつもりでも、一杯では済まなくなる」という特徴は一生続きます。
ギャンブル障害も同様で、パチンコ、競馬、競輪などのギャンブルへの気持ちのコントロールができなくなる病気です。病院にて治療プログラムを終えて退院後も引き続き、ギャンブルをしない時間を続けていくことが必要です。
ですから、病院の入院治療プログラムを終えて、退院された後も引き続き、断酒(一滴の酒も飲まないようにすること)・断ギャンブル(ギャンブルをしないこと)を続けていくことが必要です。
倉光病院から看護師、精神保健福祉士または作業療法士がペアとなり、お部屋を訪問し、退院後の継続の支援を行なっています。身体面や精神面の不安・福祉サービスの質問等なんでもご相談ください。
医療保険の種類により負担割合が異なります。自立支援医療制度を利用される場合は、基本的に1割負担です(上限あり)。まずは、お気軽にご相談ください。
保険の種類 | 訪問支援の料金(1回) | |
通常 | 自立支援医療を利用の方 | |
社会保険 | 3,080円 | 1,030円 |
---|---|---|
国民健康保険 | ||
後期高齢者医療 | 1,030円 | 1,030円 |
母子・障がい | 負担なし | 負担なし |
生活保護 | 負担なし | 負担なし |
倉光病院では、アルコール依存症・ギャンブル障害などの依存症のご家族のための会を毎月第2土曜日に開いています。
下記に代表的なグループのリンクを載せます。
断酒会
1963年に始まったアルコール依存症者の自助グループ。全日本断酒連盟(全断連)には全国600以上の断酒会の集まりで、約6万人の会員といわれています。例会には家族も出席でき、地域によっては家族だけの例会も行われています。
問い合わせ先:全日本断酒連盟
http://www.dansyu-renmei.or.jp
AA( Alcoholics Anonymous )
グループ名は「無名のアルコール依存症者達の集まり」という意味。アメリカで1935年に誕生したアルコール依存症者の集まりで、日本では1975年に始まりました。
日本全国で約300のグループがあり、12ステップを使ったミーティングが1日に約100ヶ所で行われています。
問い合わせ先:AA(Alcoholics Anonymous)of Japan
https://aajapan.org/
→AA九州・沖縄セントラルオフィスはこちらをご覧ください。
GA(ギャンブラーズ・アノニマス)
ギャンブル障害者のための集まりです。
問い合わせ先:GA日本
http://www.gajapan.jp/
アラノン(Al-Anon)
日本では1980年に始まったアルコール(薬物)依存症の影響を受けた家族と友人の集まりです。12ステップを使うミーティングが各地で開催されています。身近な人のアルコール・薬物問題により影響を受けた家族や友人が、病気からの回復と人としての成長を目的とする自助グループです。グループミーティングによる相互援助を行っています。
個人のプライバシーが守られ、安心して話すことができます。
アラノンジャパンGSO
03-5483-3313
http://www.al-anon.or.jp
ギャマノン(GAM-ANON)
ギャンブルの問題の影響を受けた家族・友人のための自助グループがGAM-ANON、ギャマノンです。医師・カウンセラーなどは同席せず、病的賭博本人の家族・友人という同じ立場の人たちが集まってミーティングを行っています。匿名ですから本名や身分を明かす必要はありません。
ようこそギャマノンへ
http://www.gam-anon.jp/
特定非営利活動法人 ASK(アスク):アルコール薬物問題全国市民協会
アルコールをはじめとする依存性薬物の問題を予防し、人々の健康の維持・増進及び回復に寄与することを目的として設立されたNPOです。
→詳しくは、http://www.ask.or.jpをご覧ください。
(株)アスク・ヒューマン・ケア
ASKの出資によって、1994年4月に設立。同協会の出版事業を引き継ぐとともに、広く人間関係・家族・心の問題をテーマに出版・研修を行っています。